AIスキンアナライザーのAIチャット機能などの画面

資生堂は22日、主力スキンケアブランド「エリクシール」のオンライン肌測定サービスに人工知能(AI)チャット機能を新たに追加し、提供を始めたと発表した。測定結果をもとに、AIが美容部員さながらの肌ケアに関するアドバイスを提供する。

年間56万人が利用する「AIスキンアナライザー」では、顔のたるみやほうれい線、シワ、シミなど16項目を評価。同年代の平均スコアと比較できるため、自分の肌状態を客観的に把握できる。新搭載のAIチャットはこの結果をもとに、AIが商品選びだけでなく、肌悩みに合わせた手入れ方法や生活習慣の改善などを提案する。

資生堂は長年培ってきた皮膚科学研究や店頭カウンセリングの知見を生かし、大規模言語モデル(LLM)を使った柔軟なAI応答システムを独自構築した。エリクシールの公式サイトでスマートフォンなどからアクセスできる。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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