
独BMWの日本法人は24日、電気自動車(EV)の最上級車種「iX」シリーズを一部改良して発売すると発表した。2021年の発売以降初の改良で、航続距離はBMWとして最長の723キロメートルまで伸ばした。EVの航続距離に対する不安を和らげ、普及につなげる。
価格は1498万円から。24日から注文を受け付け、納車は11月からを予定する。「xDrive60」は従来のモデルから航続距離を約70キロメートル伸ばした。高性能モデルの「M70 xDrive」は発車から3.8秒で時速100キロメートルに達する。ヘッドライトなどの外装も一新した。
iXは21年に日本で発売したBMWの最上級EVだ。渋滞時にハンドルから手を離すハンズオフ運転など最新の運転支援システムを搭載する。新型車の投入で日本のEV市場をけん引する。
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