河西工業は25日、2025年3月期の有価証券報告書について、提出期限の26日までに提出できない見通しだと発表した。同社は子会社で過年度の会計処理に誤りが発生し、提出期限を従来の6月末から延長していた。その後の連結財務諸表の作成過程でさらなる計算ミスなどが生じ、延長後の期限にも提出できなくなった。

東京証券取引所は同日、河西工業株を監理銘柄(確認中)に指定した。

河西工業が10月8日までに有報を提出できなかった場合、同社株は整理銘柄に指定された後に上場廃止となる。同社は「今回の遅延は作業ミスが原因で、現時点で10月8日の提出には間に合うと見込んでいる」としている。

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