
快適で機能的なオフィスを表彰する第38回日経ニューオフィス賞の近畿ブロック表彰式が25日、大阪市内で開かれた。近畿ニューオフィス推進賞のうち近畿経済産業局長賞はJR西日本の鉄道本部新大阪オフィス(大阪市)が受賞した。JR西の広岡研二・鉄道本部副本部長は「新オフィスを通じて社員の満足度を継続的に向上させ、仕事の成果やワークエンゲージメント(働きがい)につなげていきたい」と述べた。
推進賞ではこのほか、積水ハウスの本社オフィス(大阪市)、兼松エレクトロニクスの大阪支社オフィス(同)、シャルレの本社ビル(神戸市)など6件が選出された。奨励賞には南都銀行の本店ビル(奈良市)、第一工業製薬の本社オフィス(京都市)、大阪避雷針工業の神戸営業所オフィス(神戸市)など11件が選ばれた。
今回の応募は全国で148件と前回(153件)比で落ち込んだなか、近畿ブロックでは33件と7件増えた。近畿ニューオフィス審査委員会の門内輝行委員長(京都大学名誉教授)は、「新たなビジネスモデル創出や組織文化の刷新に、オフィスの変革が果たす役割が大きくなってきている」と話した。


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