リクルートホールディングス(HD)は25日、最大で1300億円の自社株買いを実施すると発表した。発行済み株式総数(自己株式を除く)の1.05%に当たる1500万株を上限に市場で買い付ける。取得日は26日。資本効率を高め、株主還元を充実させる。
取得した自己株式は従業員の株式報酬や将来の戦略的M&A(合併・買収)などに活用したり、消却したりすることを検討する。
リクルートHDは2月、12月までに最大4500億円の自社株買いを実施する方針を発表していた。2024年末時点で8707億円となったネットキャッシュを26年3月末までに6000億円程度に圧縮することを目指すとしている。今年6月末時点のネットキャッシュは5635億円だった。
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