中部電力の林欣吾社長は26日の記者会見で、グループ会社が三菱商事と国内3海域で進めてきた洋上風力事業の撤退について「心配と迷惑をかけ深くおわびしたい」と語った。ただ洋上風力自体には積極的に取り組むとして、2030年ごろまでに再生可能エネルギーを17年度から320万キロワット以上増やす目標を維持する方針を示した。

林社長は「洋上風力を積極的にやっていく姿勢には変わりはない」と強調した。今後、新たに政府の洋上風力事業に参加するかはコメントを避けた。

再エネ発電の目標達成に向けて「陸上風力や太陽光、地熱などもまだ余地があるところではトライしたい。今ない技術はまだイノベーションに頼るところもあるが全てのノウハウを導入していきたい」と話した。

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