
九州電力は26日、玄海原子力発電所4号機(佐賀県玄海町)の定期検査がほぼ終わり、10月28日から通常運転に復帰すると発表した。9月30日に原子炉を起動し、同日夜に核分裂反応が連続する「臨界」に到達する見通しだ。
玄海原発4号機の出力は118万キロワット。10月2日に発電を再開し、定期検査の最終段階である調整運転を経て通常運転に復帰する。定期検査は7月27日から実施した。
7月10日に通常運転に復帰した玄海原発3号機の定期検査では、主蒸気系統の検査に使用する弁の1つで漏れを確認した。弁の部品の間に異物が挟まったことによるものだったため、4号機の定期検査では部品の間に水を流して異物が入るリスクを低減した。
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