
26日から香港で始まった旅行博覧会には世界各国の旅行会社や政府機関などが出展し、日本からは24の自治体や企業などが参加しました。
香港では日本は最も人気のある旅行先の1つで、香港から日本を訪れた人は去年はのべ268万人余りと過去最多を記録しましたが、ことしは「夏に日本で大災害が起きる」といううわさがSNS上で広がったことなどの影響で8月まで4か月連続で前の年を下回っています。
初めて出展した日本政府観光局のブースでは、全国各地の観光地の魅力を広東語で紹介するパンフレットを並べ、来場者に記念品を配っていました。
また、福岡県やJR九州のブースでは、沿線地域の食材をふんだんに使った料理を車内で楽しめる観光列車のPRなどが行われ、関心を集めていました。

日本政府観光局香港事務所の丸山智惠彌 所長は「SNSなどを通じた正確な情報の発信などでインバウンドの回復を目指していきたい」と話していました。

福岡県香港事務所の山本大祐 所長は「香港の人が日本を訪れる主な理由は食にあると思う。福岡の食と観光地をセットにしてPRすることで多くの人に来ていただきたい」と話していました。
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