
大道芸ワールドカップ(W杯)実行委員会(静岡市)は9月30日、10月31日〜11月3日に「大道芸ワールドカップin静岡2025」を開くと発表した。今年は有料席や演技ポイント、出場アーティスト数などを増やし、来場者は2024年比2割増となる100万人超を見込む。
駿府城公園や新静岡セノバ、ホビー店「駿河屋」など市内計23カ所で国内外のアーティストがパフォーマンスを披露する。欧米やアジアなどの海外アーティストも21人招き、日本を含め15カ国・地域から58組92人が出演する。中心商店街でパレードやスタンプラリーなども企画し、市街地回遊を促す。10月25日には「大道芸電車」を無料で運行し、大会の発信に取り組む。
大道芸W杯は世界中の大道芸人が集まり技を披露するイベント。24年は大雨などにより来場者数が23年比3割減の83万7000人だった。経済波及効果は約13億円、ウェルビーイング(心身の健康と幸福)やシビックプライド(市民の誇り)などの社会的価値は約43億円と試算している。
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