南信州では1998年から農家民泊の受け入れを本格的に開始、これまでに約20万人が体験した=南信州観光公社提供

長野県は国際認証団体が選定する「世界の持続可能な観光地TOP100選」の2025年版に千曲市と南信州が選ばれたと発表した。千曲市は24年に続く選出で、戸倉上山田温泉の芸者文化を守りつつ観光誘客につなげる取り組みが評価された。南信州は16市町村が連携する農家民泊の取り組みが、新規就農やIターンによって農村の課題も解決できるとして高い評価を受けた。

国際認証団体「グリーン・デスティネーションズ」が選定したもので、県内では23年に小布施町が選ばれている。審査では社会経済や文化、環境面に与える影響について、持続可能な取り組みになっているかが問われる。25年版に選出された日本の観光地は長野県内の2カ所の他に福井県永平寺町や北海道ニセコ町など計10カ所となる。

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