
アンドエスティHD(旧アダストリア)が30日発表した2025年3〜8月期の連結決算は、純利益が前年同期比14%減の59億円だった。主力ブランドの「グローバルワーク」などで夏物衣料品の在庫消化のため、値引き販売を進めた影響が出た。米国では卸売事業の不振が続き、7月に米事業会社の出資持ち分を譲渡した。
売上高は前年同期比4%増の1493億円だった。国内では4月の低気温の影響などでグローバルワークは前年同期を下回った。ほかのブランドでコラボ商品を中心に売れ行きが良く増収を確保した。
26年2月期通期の業績見通しは据え置いた。福岡物流センター売却による特別利益約34億円などが発生する予定という。売上高は前期比4%増の3050億円、純利益は29%増の124億円を見込む。
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