EIZOは2日、車掌が乗車せず運転士のみで電車を運行するワンマン運転を支援するモニターの販売を11月26日に始めると発表した。モニターを運転席に搭載し、ドアを開閉するタイミングを運転士がモニターで確認できるようにする。人手不足などを受け、運行体制の効率化に取り組む鉄道会社からの需要を見込む。

運転席にモニターを搭載することで席からドアを開閉するタイミングを判断できるようにする

価格はオープン価格。新製品は車両に搭載するため、振動や高低温に耐えられるように設計した。点字ブロックと同じ黄色やドアの開閉時に点灯するランプの色である赤色を強調できる機能なども盛り込んだ。EIZOの担当者は「ワンマン運転は地方だけでなく都市圏でも広がっている。全国の鉄道会社に売り込みたい」としている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。