京浜急行電鉄と三井不動産は3日、三浦半島の油壺エリア(神奈川県三浦市)でのリゾートホテル計画に関する協定を締結したと発表した。2021年9月に閉館した観光施設「京急油壺マリンパーク」跡地にラグジュアリーホテルを開発する計画で、富裕層や訪日外国人客(インバウンド)などの利用を見込む。

開業時期やホテルブランドなどは今後協議する。三井不は「ブルガリホテル東京」(東京・中央)など高級ホテル開発・運営の知見がある。両社が油壺でのリゾート開発を共同で担うことで、三浦半島のブランド化につなげる。

京急は26年春、三浦市内で「ふふ 城ケ島 海風のしらべ」も開業する予定。三崎港周辺にも高級リゾートの開発計画が進んでいる。これまでファミリー層向けの宿泊施設が多かった三浦半島で、新たな客層の呼び込みを狙う。

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