大光銀行はIT（情報技術）コンサルティングのフォーバルと、取引先の競争力強化へコンサルをする覚書を交わした。支援が必要な取引先にフォーバルを紹介し、デジタルトランスフォーメーション（DX）とグリーントランスフォーメーション（GX）をかけ合わせたグリーンデジタルトランスフォーメーション（GDX）などを使った同社のコンサルを受けられるようにする。

フォーバルのコンサルはまず、企業の各種情報を集め財務や業務フローなど経営を可視化する。その上で課題を洗い出し、GDXなどを活用した解決策を提案して実行する。取引先との面談などの席には大光銀の行員も基本的に同席し、さらなる支援や設備導入が必要になった場合など迅速に対応できるようにする。

中小企業などは競争力強化へDXやGXを活用しようとしても、ノウハウがないなどで導入をためらっている場合がある。フォーバルのコンサルを通じて取引先がGDXなどを使って課題を解決し、持続的な成長につなげる。

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