国内限定で発売したウイスキー「26」は1万本が完売した=1216提供

日本でも人気となった韓国ドラマ「梨泰院(イテウォン)クラス」の主役俳優パク・ソジュン氏が、ウイスキー事業の新会社1216(トゥエルブシックスティーン)を宮崎市に設立した。企業ブランディングなどを手掛けるSTARBASE(東京・港)と共同出資する。独自ブランドのウイスキーを販売する。

STARBASEの日高良太郎社長は宮崎県出身。パク・ソジュン氏と焼酎「百年の孤独」で知られる黒木本店(宮崎県高鍋町)の黒木信作社長をつないだ。

黒木本店の別蔵の尾鈴山蒸留所(同県木城町)と両者は2024年12月、ブレンデッドウイスキー「26(トゥエンティシックス)」を日本国内限定で1万本発売し、完売した。これに手応えを感じ、継続的に事業を展開していくため新会社を25年9月に設立した。

26はパク・ソジュン氏がブレンド内容の監修、商品名の命名、パッケージデザインを手がけた。尾鈴山蒸留所がウイスキーの製造を担った。新会社は26を核にして酒類の企画・製造・販売を行い、クラフトウイスキーブランドの構築をめざす。

パク・ソジュン氏は「大好きになった宮崎の地で、新たな深みのある香りと味わいを創り出してまいります。1216が、多くの方々の心を癒やし、大切なひと時をより一層特別なものにできることを願っております」とコメントしている。

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