成田空港を離陸するJALのボーイング787(千葉県成田市)

日本航空(JAL)は6日、成田空港とインドのデリーにあるインディラ・ガンディー国際空港間の新路線を2026年1月17日に開設すると発表した。既存の羽田空港ーデリーの同空港、成田―ベンガルールに続きJALが運航する3つ目の日印間路線となる。経済成長が著しいインドへ渡航する日本人ビジネス客や訪日インド人のほか、インドから成田で乗り継いで北米へ向かう需要も開拓する。

新設する成田―デリー線は両都市を毎日運航する。機材は米ボーイングの中型機「787-8」を使う。デリーから成田への到着便は午後3時台となる。JALは「成田から北米各地へ乗り継ぎをしやすい運航スケジュールにした」とする。

JALは24年6月にインド航空最大手インディゴとの提携を発表し、同年12月からJAL便に接続するインド国内線と、JALが運航する東南アジア線で共同運航(コードシェア)を始めた。今回の新路線を機に、日印間の3路線でも新たにコードシェアを始める。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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