
ブライトンコーポレーション(千葉県浦安市)は6日、傘下の京都ブライトンホテル(京都市上京区)が米ホテルチェーン大手のヒルトンと提携すると発表した。2026年11月末でいったん営業を終了し、改装工事を経て28年冬にヒルトンのホテルブランド「キュリオ・コレクション」として再開業する。
新ホテルは約160の客室を備え、京懐石を含む4つの飲食店やフィットネスセンターを併設する予定だ。キュリオ・コレクションは地域の独自性やユニークな宿泊体験に重点を置いたブランドで、グローバルでは180軒以上展開している。日本でも長野県の軽井沢にホテルがある。
京都ブライトンホテルは1988年開業。京都御所にほど近い立地で人気を博している。ヒルトンの世界的な顧客基盤を生かすことで、宿泊需要のさらなる取り込みにつなげる。
関西圏では近年、既存の国内ホテルが外資系の大手チェーンと連携する動きが広がっている。リーガロイヤルホテル大阪(大阪市北区)も大規模改装を実施し、25年4月に英IHGホテルズ&リゾーツの「ヴィニェット コレクション」ブランドで再スタートを切った。

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