
一畑電車(島根県出雲市)は7日、新型車両8000系の2両目となる8002号車の出発式を松江しんじ湖温泉駅(松江市)で行った。同社が友好協定を結ぶ台湾の鉄道事業者、台湾鉄路(台鉄)と組んだラッピング車両企画で、台北や九份(きゅうふん)など台湾の名勝や景勝地のイラストを車両に施している。8日から営業運転を始める。
新型車両は3月に導入した8001号車に続くもの。向きが転換できるデュアルシートを一部座席に採用。朝夕の通勤通学時と、ゆったり移動したい観光客の双方のニーズに対応している。
台鉄側も台湾平渓線で島根の景勝地などをラッピングした車両を22日から運行する予定だ。「両者が友好の縁で結ばれ、双方の住民や観光客に愛される車両になってほしい」(一畑電車)としている。
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