
観光バスやタクシーを運行する森宮交通(長野県栄村)はドライバーの採用強化に向け、長野と新潟の県境エリアのバスツアーと採用説明会を兼ねたイベントを11月8日に開く。現在約10人いるドライバーの中には、関東からの移住者もいる。県内在住者だけでなく、IターンやUターンの人材獲得を狙う。
ツアーは午前9時にJR飯山駅(長野県飯山市)を出発し、「見玉不動尊」(新潟県津南町)や「切明温泉」(長野県栄村)といった森宮交通の営業エリアの観光地や道の駅を10カ所以上巡る。本社にも立ち寄り社内を案内する。ツアーは同社の山岸博之代表取締役が案内し、地域の魅力に加え運転手や観光案内の仕事を実地で説明する。
参加は無料で、飯山駅までの往復交通費は自己負担となる。定員は21人で、移住を視野に家族で参加することもできる。同社は移住者も採用しているが、定着率が課題の一つとする。まずは地域を知ってもらうことで、採用・移住後のギャップを解消する。

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