
富山県は8日、県内で撮影された映画「港のひかり」の公開を記念して、第三セクターのあいの風とやま鉄道(富山市)や富山地方鉄道(同市)、富山県警察がタイアップを実施すると発表した。駅構内などで映画ポスターを掲示するほか、主演を務めた俳優の舘ひろし氏による車内アナウンスを放送する。期間は10月14日から12月14日まで。
映画「港のひかり」は、舘氏が演じる漁師と目の見えない少年の友情を描いた内容で、県内では富山市や射水市、氷見市で撮影が行われた。11月14日に公開される。
タイアップとして映画の詳細が書かれたポスターを駅構内や電車内、交番などで掲示する。また、あいの風とやま鉄道では県内区間の石動駅ー越中宮崎駅間、富山地方鉄道では路面電車全線の車内で舘氏によるマナー啓発のアナウンスを放送する。
8日の定例記者会見で新田八朗知事は「県内撮影のシーンがたくさん登場すると聞いている。ロケツーリズムなどの観光誘客を期待する」とし、今後も映像作品づくりで県内誘致を進める方針を示した。
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