
クラシエは8日、研究者を公募して事業の創出を目指すプロジェクトを始めたと発表した。理系学生の採用支援サイトを運営するLabBase(ラボベース、東京・港)のサービスを活用して研究者を数名募る。
ラボベースが新たに提供する「LabBase Grant(ラボベースグラント)」は、研究者の論文などをAIで要約し、分かりやすい解説に変換するサービスだ。研究者は助成金などを申請する際にかかる手間を削減できる。
クラシエは、ラボベースグラントで暮らしの「快適」に関する研究に対し、1人あたり約100万円の研究費を支援する。「暮らしの『快適さ』そのものは変化する可能性がある。10年後、20年後の暮らしの豊かさに貢献できるような研究テーマを探している」としている。
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