PayPayは9日、世界最大規模の暗号資産(仮想通貨)交換業者であるバイナンスの日本法人「バイナンスジャパン」と資本業務提携したと発表した。株式の40%を取得し、持ち分法適用会社にした。仮想通貨アプリとの連携を通じ、PayPay利用者の増加につなげる。

取得額は非開示で、業績への影響は軽微としている。両社はサービスを共同開発するほか、キャッシュレス決済と仮想通貨をつなぐ技術で連携する。PayPay残高を使ってバイナンスのアプリで仮想通貨を購入できるようにし、出金先にPayPay残高を選択できるようにするサービスの導入を検討している。

バイナンスジャパンは2023年に日本国内でサービスを開始した。バイナンスの仮想通貨の利用者は世界で2億9000万人に上る。

【関連記事】

  • ・PayPay、香港と台湾のキャッシュレスと連携 訪日客需要取り込みへ
  • ・PayPay収益拡大フェーズへ 韓国進出で店舗決済、国内は加盟店融資

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。