キノコ大手のホクトは急速冷凍したカットキノコ2種を10月中旬から売り出す。冷凍食品市場の成長が続く中、普段から同社製品を買っている人のほか、冷凍野菜をよく購入する30〜50代の女性をメインターゲットにする。パッケージには公式キャラクター「きのこ組」を採用し、冷凍食品売り場で注目を集める狙いだ。
カットブナシメジとカットエリンギの2種をそろえる。ともに250グラム入りで、販売価格は400円強を予定する。まず10月中旬から首都圏や甲信地域のスーパーなどで販売を始め、全国展開も目指す。富山県の工場で作ったブナシメジと長野県の工場で作ったエリンギをカットし、急速冷凍した。キノコを冷凍保存する消費者も多い中で、鮮度の高いカット製品として香りや食感のよさ、使い勝手を訴求する。
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