CCIグループ(旧北国フィナンシャルホールディングス)傘下の北国銀行は10日、2026年3月から石川県の能登半島にある4支店で隔日営業を始めると発表した。被災直後など一時期を除けば隔日営業は初めて。来店客の減少を踏まえた。休業している支店の行員は別の支店で働くなど、効率的に運営する体制を整える。

対象になるのは七尾市内の和倉支店など2店舗に加え、輪島市と能登町にあるそれぞれ1店舗。休業日もATMは稼働する。インターネットバンキングの利用が増え、支店で対面で取引をする顧客が減っているという。北国銀の担当者は「今後の利用動向を見て対象店舗を増やすことも検討する」と話す。
同日には、能登半島地震で被災した5支店で建て替えを実施すると発表した。穴水支店(穴水町)と高浜支店(志賀町)は26年度内に建て替える。輪島支店(輪島市)など残る3支店の建て替え時期は未定だという。
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