セイヒョーが14日発表した2025年3〜8月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比15%減の1億3300万円だった。繰越欠損金が解消されたことで法人税などの負担が正常化したほか、製品の物流費や賃上げに伴う人件費が増加し、利益を押し下げた。

売上高は前年同期比10%増の30億円、営業利益は同3%増の1億8800万円だった。主力のアイスクリーム部門は今夏も全国的に暑かったことで自社のかき氷製品の販売やOEM(相手先ブランドによる生産)の受注が好調に推移し、売上高は同13%増となった。

26年2月期の業績見通しは売上高が前期比3%増の46億円、税引き利益が8%減の1億1000万円の従来予想を据え置いた。

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