石川県の主要温泉地である和倉温泉(七尾市)にある旅館、十番館(同)が金沢地裁から破産手続き開始の決定を受けたことが14日、分かった。同社の債権者が破産を申し立てた。2024年1月の能登半島地震による被災で事業を停止しており、代表者の体調不良の課題も抱えていた。負債総額は約1億4000万円。
十番館は2005年の設立で、約22の宿泊室を抱える宿泊施設。地震で被災し、24年3月には和倉温泉旅館協同組合から脱退していた。
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