
宝酒造は16日、清酒と料理清酒の全商品と、業務用調味料などの一部商品で平均8.8%値上げすると発表した。2026年2月1日出荷分より価格改定する。値上げは2024年10月以来1年4カ月ぶり。原料米価格が高騰しているほか、瓶、ラベルなどの資材コストや物流費も上昇が続いているという。
対象商品は132品。スパークリング清酒「澪(みお)」(300ミリリットル)は567円から637円に、パック酒「天」(2リットル)は1712円から1782円に、「タカラ料理のための清酒」(1.8リットル)は1356円から1419円に引き上げる。
同社は「合理化と経費削減に努めてまいりましたが、企業努力のみでコストアップを吸収することが極めて困難」とコメントした。
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