カラフトマス入りの「鮭(サケ)フレーク」の原材料に不適正な表示があったとして、農林水産省は21日、北海道斜里町の水産物加工会社「ハッピーフーズ」に食品表示法に基づきに表示の是正などを指示した。
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農水省によると、不適正な表示があったのは、サケとカラフトマスを混ぜた加工品の「北海道産ハッピーフーズ鮭フレーク」「北海道秋鮭のフレーク(中骨入り)」など16商品。サケは表示する一方、カラフトマスや原産地は表示せず、2024年10月21日~25年5月30日に、スーパーなど58社に瓶入り商品40万4364本と業務用の袋入り商品556袋の計約40トンを販売し、ふるさと納税の返礼品も含まれていたという。
11商品ではカラフトマスの割合が最も多く、同社は農水省の調査に対し、カラフトマスが売れ残り、原料にしたと説明。「カラフトマスと書くことで、取引が止まると思い、表記しなかった」などと話しているという。また、一部商品については管理が悪く、意図せずに混入したとも説明しているという。
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