リコー傘下のPFU(石川県かほく市)は21日、プログラマー向けのキーボード「HHKB」の新製品の販売を始めたと発表した。パソコンとの有線接続のみに対応し、カフェなどでの利用を想定してキーボードを打つ際の音を抑えた。全部で3シリーズあるHHKBのミドルレンジ製品と位置付ける。3年間で3万3000台の販売を目指す。

製品名は「HHKB Professional Classic Type-S」で、価格は3万1900円。英語と日本語の配列にそれぞれ3つの色で計6種類を用意した。PFUの直販サイト「PFUダイレクト」で販売する。ハイエンドモデルの特徴である静粛性と、有線接続のみに対応するローエンドモデルの特徴を兼ね備えた。ユーザーが自分の好むキーボード配列に変更できる機能も付けた。
新製品の販売に合わせて、従来のミドルレンジ製品は廃止する。同製品はハイエンド製品と特徴が似ており、2つを比較してハイエンドを選ぶ顧客が多かったという。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。