
いすゞ自動車は22日、神奈川県平塚市で実施している自動運転の実証実験に同社の電気自動車(EV)のバスを提供したと発表した。自動運転の実証実験にEVバスを使うのは同社として初めて。30日から11月9日まで開かれる「ジャパンモビリティショー2025」で展示する。
いすゞや神奈川中央交通など5社が参加する平塚市の実証実験に「エルガEV 自動運転バス」を提供する。2024年5月に国内主要メーカーとして初めて発売したEVバスの車両をベースに、カメラや高精度センサー「LiDAR」を搭載した。これまでの実証ではEVではない自動運転バスを使っていた。
26年1月まで状況に応じて運転手による運転に切り替える「レベル2」で走行する。一般客の試乗も予定する。
いすゞは24年3月に自動運転ソフトのティアフォー(名古屋市)に60億円を出資し、共同で自動運転システムを開発している。
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