裁断くずを再利用した裏地を使ったスナイデルの商品

マッシュホールディングスは22日、衣料品の生地の裁断工場で出た切れ端を再利用した商品を発売すると発表した。回収した裁断くずのポリエステル繊維を、新しい繊維に混ぜて服の裏地に使う。婦人服ブランド「スナイデル」から2026年1月に発売し、他のブランドに広げることも検討する。

傘下のマッシュスタイルラボ(東京・千代田)の工場から出た裁断くずを伊藤忠商事が回収し、同社の環境配慮素材「RENU(レニュー)」として再生する。伊藤忠商事傘下の三景(東京・江東)が衣料品の裏地に加工する。

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