富士フイルムのミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-T30III」

富士フイルムは23日、ミラーレスデジタルカメラの新製品を11月下旬に発売すると発表した。2021年に発売した機種の後継機で、画像処理エンジンを刷新して自動フォーカスなどの性能を高めた。初心者から趣味層まで、幅広いユーザーの需要を取り込む。

新製品「FUJIFILM X-T30III」を発売する。オープン価格だが、本体ボディー単体で13万9000円(税抜き)前後での販売を見込む。重さは378グラムで、サイズも含めて、21年発売の前機種「X-T30II」の小型軽量の仕様を引き継いだ。

最新の高速画像処理エンジンを搭載したことで、処理速度は従来機種の2倍に高まった。顔や瞳のほか、動物や車など多様な被写体を自動認識して追尾する。快適な撮影が楽しめる。

スマートフォンなどで撮影した写真を印刷するプリンタータイプの「チェキ」との連携機能も備える。カメラとチェキを無線通信で接続して写真の印刷ができる。カメラ内にチェキのフィルムの画角で撮影できる機能も備え、撮影から印刷までスムーズにできる。

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