
ハウステンボス(長崎県佐世保市)は23日、人気アニメ「エヴァンゲリオン」をテーマにしたライド型の屋内アトラクション「エヴァンゲリオン・ザ・ライド - 8K -」を2026年春に開業すると発表した。6月のミッフィーエリア開業に始まる成長戦略の第3弾と位置づけており、アニメのファンら幅広い集客につなげる。
新アトラクションは作品に登場する正体不明の敵「使徒」との激闘に巻き込まれる設定だ。ドーム型の巨大スクリーンに映る高精細な8K映像を前に、急降下や浮遊、振動を体験してアニメの世界観を味わう。

ハウステンボスは6月に新エリアの「ミッフィー・ワンダースクエア」、9月にライド型の屋内アトラクション「エアクルーズ・ザ・ライド」を開業した。若い世代の女性やファミリー層らの集客につながっており、新アトラクションでは男性を含めて客層を広げる。
2022年にハウステンボスの経営権を取得した投資ファンドPAGは5年間で数百億円を投資する意向を示している。
ハウステンボスの高村耕太郎社長は「防衛・造船の拠点として発展してきた佐世保市らしい形で『エヴァンゲリオン』の世界を体感できる空間を創り上げ、地域の歴史や文化にも新たな光を当てていきたい」とコメントした。
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