
琉球銀行は23日、沖縄県中部に位置する中城村のコミュニティーバス「護佐丸バス」で顔認証の決済サービスを11月19日に導入すると発表した。利用者は事前にクレジットカードなどの情報を登録すると、車内では端末に顔を映すだけで乗車できる。導入は全国で2例目という。
交通経路検索大手ジョルダンと連携し、顔認証とカード情報をひも付ける同社のシステムを採用する。決済処理は琉球銀のシステムで行う。同様の仕組みは全国で唯一、千葉県の「山万ユーカリが丘線」で導入されている。
護佐丸バスは団地やスーパー、病院など住民の生活経路をつなぐ。利用者の大半が地元住民のため、顔認証の登録利用も一定数が見込めるとみている。
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