長野電鉄(長野市)は11月から、元小田急ロマンスカー車両に乗りながら国内外のワイン12種を飲み比べできる「ながでんワイントレイン」を2年ぶりに運行する。地元客をターゲットに「楠ワイナリー」(長野県須坂市)や「たかやしろファーム」(同県中野市)、「信州たかやまワイナリー」(同県高山村)などの県産ワインや海外ワインをそろえる。
金曜日を中心に11月は3日間、12月は5日間運行する。ワインの飲み放題に洋風弁当も付き、ノンアルコールドリンクも提供する。料金は大人1人4800円、子どもは同2400円。午後6時34分に長野駅を出発し小布施駅(同県小布施町)まで走行して折り返し、午後8時15分に長野駅に到着するダイヤだ。乗車定員は最大120人。
同社は観光客をターゲットにした「北信濃ワインバレー列車」を休日の日中を中心に温泉街のある湯田中駅(同県山ノ内町)まで通年運行している。毎年初冬に企画していたワイントレインは運転手不足で運行を取りやめていた。
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