三井化学のエンジニアリングプラスチック「アーレン」

三井化学は27日、高機能樹脂のエンジニアリングプラスチック(エンプラ)の営業をダイセル子会社のポリプラスチックス(東京・港)に委託すると発表した。委託開始は2026年1月で、三井化学が手がけるエンプラの全ての商品が対象となる。エンプラに強い企業と組み、顧客開拓につなげる。

三井化学が手がけるエンプラは「アーレン」と「オーラム」の2種類で、自動車などに使われている。今後も研究開発や製造は続けるが、顧客対応や販路開拓などを委ねる。

エンプラは用途に合わせて、耐衝撃性や透明度といった機能を高めた様々な製品を各社が展開している。ダイセル側は取り扱うエンプラの品ぞろえを充実させる狙いがある。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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