自動車部品を手掛ける太平洋工業が27日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比33%増の71億円だった。主要な顧客であるトヨタ自動車の生産が日米で好調で、プレス部品や樹脂製品の納入が伸びた。売上高は前年同期比6%増の1051億円、営業利益は78%増の87億円だった。

太平洋工業はMBO(経営陣が参加する買収)を表明しており、創業家出資の特別目的会社(SPC)を通じてTOB(株式公開買い付け)を実施している。23日には同日までとしていたTOB期間を11月7日までに延長し、1株2050円のTOB価格は2919円に引き上げた。

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