
日本車両製造と住友商事は27日、インドネシアのジャカルタ都市高速鉄道を運営するMRTジャカルタ社から車両48両を約170億円で受注したと発表した。1編成6両で運用する予定。現在延伸工事を進めている「南北線」向けに、2030年1月末に5編成を、7月末までに3編成を納入する予定。
南北線は19年に開通し、両社は既に車両を納入している。現在は都市部に延伸する「フェーズ2A」の工事を進めており、これまでの実績を評価されて受注が決まった。
ジャカルタは交通渋滞や大気汚染が深刻で、鉄道など公共交通のインフラ整備が進んでいる。ジャカルタ都市高速鉄道は日本政府が国際協力機構(JICA)を通じて円借款するなど「両国政府にとって重要度の高い案件」だという。
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