中部電力は自社の最新技術を紹介する「テクノフェア2025」を技術開発本部(名古屋市)で開く

中部電力は30〜31日、自社の最新技術を紹介する「テクノフェア2025」を技術開発本部(名古屋市)で開く。電力を自給自足するマイクログリッド(小規模電力網)の実現を後押しする試験設備や心電図などを用いて熱中症初期の兆候を検知する装置を紹介する。

マイクログリッドの設備は企業や大学も利用することができ、蓄電装置や太陽光発電の模擬装置を用いて電力の需給状況を最適化するための方策などを検証できる。このほかに配管の振動を抑制する装置や人工知能(AI)やドローンを使い、3D画像を生成する技術なども公開する。

出展数は86で、来場者数は約2900人を予定する。技術を共同で研究する事業者を探したり、開発した製品の導入を促進したりする狙い。

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