
阪急阪神ホールディングス傘下の阪急阪神不動産は29日、フィリピンでは同社初となるマンション分譲事業に参画すると発表した。地元デベロッパーと共同でセブ島の中心都市周辺で2028年の完成を目指してマンション2棟(計582戸)を建設する。都心のオフィスワーカーの住宅需要を見込む。
セブ都市圏の中心部から北東約5キロメートルの、マンダウエ市にある5092平方メートルの敷地で、共同でマンションを建設する。クラブハウスやジム、プールを併設する。近隣に工業団地が集積するほか、セブ都市圏の中心部にも車で約20分で行ける。周辺に学校や病院、商業施設もあることから生活利便性も高いと見込む。
フィリピンではこれまで戸建て分譲事業を手がけており、同国での供給戸数は約7860戸になる。阪急阪神不動産は海外では東南アジアや北米、オーストラリアで住宅や物流倉庫、商業施設の開発・運営を手がける。
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