
山崎製パンは29日、2025年12月期の連結純利益が前期比8%増の390億円となり過去最高を更新する見込みだと発表した。従来予想から10億円上方修正し、増益幅が拡大する。菓子パンや調理パン・米飯類など全般的に販売が好調に推移したことなどを反映した。
25年12月期の売上高は5%増の1兆3030億円、営業利益は14%増の590億円と、従来予想からそれぞれ100億円、15億円上振れする。いずれも過去最高となる見通しだ。
同日発表した25年1〜9月期の決算では、売上高は前年同期比5%増の9681億円、純利益は11%増の297億円だった。菓子パンの売上高は「ずっしり」などの低価格商品が伸び4%増の3594億円。調理パン・米飯類はおにぎりやサンドイッチが好調で10%増の1322億円だった。食パンや和菓子の歯切れ・口溶けを向上させたのも奏功した。
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