
ヤマハ発動機は30日に開幕した自動車ショー「ジャパンモビリティショー2025」で、人工知能(AI)を使った次世代二輪の走行を披露した。地面に横たわった状態から自動で起き上がり、ステージ上を人が歩く程度の速さで動いた。
名称は「MOTOROiD:Λ(モトロイド:ラムダ)」。AI搭載のコンセプト二輪「モトロイド」の最新モデルで、17年の東京モーターショーで初めて公開した。
ホイールの内部などに計4つのモーターを使い、人の手を使わず起き上がれる。24年からコンピューターシミュレーションや実際の走行を繰り返しAI学習した。
現在は人を乗せていないが、将来的に人を乗せた二輪の開発に応用したい考え。会期中は一般来場者向けにも走行デモを実施する。
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