決算会見に臨む日本特殊陶業の川合尊社長(31日、名古屋市)

日本特殊陶業は31日、300億円を上限に自社株買いを実施すると発表した。発行済み株式総数(自己株式を除く)の3.6%にあたる720万株を上限に買い付ける。取得期間は2025年11月1日〜26年10月31日。株主還元の強化と資本効率の改善を図る。

同日発表した25年4〜9月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比7%増の537億円、売上高に当たる売上収益は8%増の3511億円だった。26年3月期の年間配当を186円(前期は178円)とし、従来予想から4円積み増す。

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