
北九州空港を本拠とするスターフライヤーは2026、27年に台湾などアジアとの国際定期便を段階的に拡充する。31日の決算記者会見で町田修社長が計画を明らかにした。26年後半に北九州と台湾を結ぶ国際定期便を深夜早朝便で再開した後、27年に使用機材を1機増やして昼間時間帯に新たな路線を開設する。インバウンド(訪日外国人)の需要を取り込む。
まず26年8月以降に北九州空港と台湾を結ぶ国際定期便を週3往復をめどに就航する。現在の11機体制のまま、深夜早朝の時間帯を活用することで損益分岐点を下げる。台湾側の空港は台北と高雄が有力とみられる。

27年後半に新たに1機をリースする見通しだ。昼間時間帯に新たな国際路線を開設する。福岡空港も含めて検討する。「インバウンド需要の動向を見て、リース機材を増やすオプションの行使を判断する」(町田社長)という。
【関連記事】
- ・北九州地盤のスターフライヤー、国際線定期便を再開 26年に台湾就航へ
- ・スターフライヤー、仙台線を就航 初の東北乗り入れ
- ・スターフライヤー社長、福岡ー仙台線は「収支改善の一手」
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
 
       
       
      