
イトーキが31日発表した2025年1〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比32%増の76億円だった。人材確保に向けた企業のオフィス改装や移転需要が堅調だった。年間配当は従来予想の65円から3円増やし、68円(前期は55円)にする。
売上高は10%増の1124億円、営業利益は49%増の116億円だった。オフィスの改装などを手掛けるワークプレイス事業は採用強化に取り組む地方企業からの案件も増えた。設備機器・パブリック事業は無菌環境を作る装置など研究室向けの設備の販売が好調だった。
2025年12月期の通期業績は従来予想を据え置いた。売上高は8%増の1500億円、純利益は16%増の83億円を見込む。
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