九州電力は31日、純粋持ち株会社体制への移行に向けて事業会社再編後のグループ体制を発表した。不動産など都市開発事業を統括する新会社を立ち上げて、関連するグループ会社をまとめる。

九州電力送配電など主要な事業会社を、新設する持ち株会社が直接保有する子会社として再編する。都市開発事業の新会社の名称は未定。水力発電事業は再生可能エネルギーを扱う子会社の九電みらいエナジーに移管する。

西山勝社長は同日の決算記者会見で「事業ごとに特性があり意思決定のスピードも異なる。自律的に権限を持たせてエキスパートが意思決定した方がよい」と話した。

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