
自動車の内外装などを手掛けるトヨタ紡織は4日、同社に部品を供給するサプライヤーを集めた展示会を開いた。車や航空機の部品、生産設備関連から計40社が出展した。普段取引がないサプライヤー同士が技術を共有することで、競争力の強化につなげる。トヨタ紡織がこうした展示会を開くのは初めて。
6日までの3日間開催する。トヨタ紡織の細江英昭調達本部本部長は「サプライヤーの販路拡大だけでなく、ソリューションの発掘にもなれば」と話した。主に鉄製のシート部品をつくる加藤精工はアルミや樹脂の部品開発を紹介し、「拡販につなげたい」(担当者)と意気込んだ。
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