
三幸製菓(新潟市)は同社の新発田工場(新潟県新発田市)に太陽光発電設備を設置し、11月から発電を開始した。同工場の第1〜5工場と物流自動倉庫の屋根に約2900枚、総面積5800平方メートルの太陽光パネルを設けた。電力は新発田工場で消費し、年間で約520トンの二酸化炭素(CO2)の削減を見込む。三幸製菓が太陽光発電設備を導入するのは初めて。
一般家庭で約300世帯分の使用電力が賄える年間約1300メガワット時(MWh)の発電量を見込む。設備はDaigasエナジー(大阪市)が設置・所有・管理し、三幸製菓が同社から発電した電気を買い取って工場で消費する「PPA(電力購入契約)」の方式を採用した。
新発田工場は太陽光発電設備の導入に加え、第5工場では4月から使用する全ての電力を再生可能エネルギー由来の電力に切り替えている。この取り組みでは年間約1800トンのCO2削減を見込んでいる。
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