食品製造小売りのサンクゼールが4日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、営業利益が前年同期比12%増の2億6400万円だった。利益率の高い商品の販促やフランチャイズチェーン(FC)向けの卸価格の見直しなどで利益を確保した。
売上高は5%増の96億円だった。直営店とFCを含めた店舗分野は既存店の客数減を受けて減収だった。一方、大手小売りチェーンなどへのホールセール分野は商品ラインアップの見直しや顧客ニーズに合わせた商品開発などが寄与し、32%の増収となった。
26年3月期の連結業績は売上高が前期比6%増の207億円、純利益は38%増の4億8400万円と従来予想を据え置く。
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