トヨタ自動車が5日発表した2025年9月中間連結決算(国際会計基準)は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比18・6%減の2兆56億円、最終(当期)利益が7・0%減の1兆7734億円で、ともに中間期として2年連続の減益だった。
認証不正問題による生産停止などが響いた前年同期に続いて、今期はトランプ米政権による関税措置の影響が利益を押し下げた。売上高は5・8%増の24兆6307億円だった。
一方、下半期にかけて販売台数は堅調に推移すると見込み、26年3月期の連結業績予想を上方修正した。8月時点の従来予想から、売上高は5000億円引き上げて49兆円(前期比2・0%増)、営業利益は2000億円引き上げて3兆4000億円(同29・1%減)、最終利益も2700億円引き上げて2兆9300億円(同38・5%減)とした。【鶴見泰寿】
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